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屋根はいつ修理したらいいの?
屋根は日々紫外線や風雨などにさらされているために、どうしても年数が経ることによって劣化していきます。とはいえ、部屋の内装の劣化や汚れは目立つために気になりますが、屋根の劣化にはなかなか気づかないという方も多いのではないでしょうか?
大阪を中心に神戸・京都・奈良まで屋根工事や雨漏り修理を行っているサンファインが、屋根の適切な葺き替え時期についてご説明します。とくに不具合を感じていなくても、定期的なメンテナンスによって屋根の状態を確認していきましょう。
屋根工事・リフォーム・修理のタイミング
屋根は通常の場合、10~15年をめどに定期的なメンテナンスが必要となります。具体的には、スレート屋根、瓦屋根、トタン屋根といった屋根材の種類によってリフォームのタイミングが異なります。
こちらでは、それぞれの屋根がどのような状態になったら修理が必要かについてご説明します。屋根の修理・リフォーム・葺き替えのタイミングを検討する参考にしてください。なお、ご自宅の屋根材がよくわからないという場合には、お気軽にご相談ください。
スレート屋根
スレート屋根の場合、屋根工事のタイミングの見極めが難しいといわれています。一般的には2004年以前に建築された家かどうかを目安にするとよいでしょう。なぜなら、2004年以前に建てられた家の場合、スレート屋根に人体への悪影響が指摘されている「アスベスト(石綿)」が含まれている可能性があるからです。スレート屋根の修理が必要かどうかは、次のポイントでチェックしましょう。
瓦屋根
瓦自体は耐久性が高く、100年以上ももつといわれています。ところが防水シートや瓦桟(かわらさん)などの下地部分は100年ももちません。25~30年をめどに葺き替えを検討しましょう。
トタン屋根
トタン屋根は瓦屋根やスレート屋根に比べて、耐久年数が短いといわれています。次のような症状があれば、早急に修理を検討しましょう。
なお、金属の屋根材として、見た目や機能性の面から、最近では「ガルバリウム鋼板」が人気です。耐久性が非常に優れている金属製の屋根材で、耐用年数は30年といわれています。
今回のチェックポイントに、あてはまる項目はありましたか? ひとつでも気になる点がありましたら、早めにサンファインまでご連絡ください。雨漏りが始まってからでは遅く、予想以上に屋根が傷んでいて、多大な費用がかかってしまう場合もあるのです。
日頃から上記のような点に注意して屋根を見てみることが大切です。屋根の上の部分は自分ではわかりにくいですので、ご依頼いただければ当社が無料点検にお伺いします。早めの対策によって屋根は長持ちしますので、お気軽にご相談ください。
錆びが目立ってきたら、補修のタイミング
トタンなどの金属屋根の場合、金属の表面に水分が触れることによって化学変化が起こって、錆びが発生します。雨や雪に長年さらされ、さらには風に乗って運ばれてくる海水の塩分や酸性雨によって錆びが目立ってくるのです。
錆びの出方は、屋根材や屋根の形状によって異なります。塗料などによって錆び対策が施されているカラートタンの場合、以前のトタンよりも耐久性はありますが、それでも錆びを完全に防ぐことはできません。定期的にチェックし、補修や塗り替えを行う必要があります。
では屋根が錆びている場合、塗り直しするだけでよいのでしょうか? 屋根の塗装はトタンに塗膜を付加するだけであり、錆びを根本から直すわけではありません。錆びによってトタンの継ぎ目が開いているような場合には、塗り直しではなく屋根の張り替えをオススメします。
地震対策をお考えの方
全国で発生した大きな地震を受けて、「我が家の耐震は大丈夫か?」「どんな地震対策をすればよいのか?」と考える方が増えてきました。サンファインでは、屋根の構造や瓦の種類などご自宅の現状に合わせた屋根工事による地震対策をご提案しています。
屋根のリフォームで地震対策を
地震の際、屋根が重たいと建物への負担が大きくなるため揺れが大きくなります。また、建物の重心が高くなることも建物の揺れを大きくする要因になります。
そのため屋根は軽いほど、地震時の建物の揺れを軽減できることができるのです。屋根の軽量化は有効な地震対策の一つです。
- PICK UP!瓦にこだわりたい方へ、「から葺き」がオススメ!
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屋根の総重量を減らすことによって、家の地震対策につながります。屋根材を変えなくても、葺き方を変えることによって屋根全体の重さを軽くすることが可能です。
たとえば「土葺き」といわれる工法が使われている瓦屋根を「から葺き」という工法で葺き直すことで、屋根の総重量を2/3~1/2程度まで減らせます。重さでいうと普通の家サイズで約2トンのため、十分な耐震効果が期待できます。
瓦自体はもともと耐久性に優れた素材なので、瓦から瓦への葺き直しでも一番頑丈になる可能性もあるのです。